うつ病は身体からの警告。重病、過労死などの一歩手前です。

こんにちは。渡部です。

この記事を読んでくださる方は、自信がうつ病で悩んでいる方、

もしくは家族や知人がうつ病で苦しんでいる方だと思います。

 

では質問です。

あなたはうつ病をどのように捉えていますか?

 

悪い、苦しい、辛い、人生の終わり、つまらないもの、一度かかったら一生苦しむ

色々考えると思います。

 

でも私は違うと思うんです。

うつの状態というのは、

死から自分を守ってくれている状態だといえます。

 

うつは、心の悲鳴です。

頑張り過ぎてしまって心が疲弊しているんです。

 

例えば、

会社で頑張っているのに、上司が認めてくれない。

それどころか「君は何もできないんだな」

というパワハラ。

 

親や目上の人から

「お前はそんなんだからダメなんだ。」

と嫌味を言われる。

 

こんな状態で頑張り続けていたらどうなるでしょうか?

 

心だけでなく体も疲弊してうつ状態になってしまいます。

胃潰瘍になったり自律神経失調症を発症する人もいるでしょう。

 

それでもさらに働き続けると、やがてストレスに負けて

重い病気になったり、過労死や自殺したりということもあります。

 

そうなったら元も子もありません。

皆に迷惑をかけられないから仕事は休めない

という責任感から頑張り過ぎてしまうかもしれませんが、

自分が動けなくなってしまったら何もできません。

 

うつの果てに過労死や重い病気が潜んでいるのであれば

うつはその前段階と言えるのではないでしょうか。

 

つまり、うつになったのは

「今やっていることを続けていては体がもたない。一旦休むか生活を見直しなさい」

と体から発される異常警報なんです。

 

もっと言えば、

「うつ病は、重い病気や過労死いからあなたを守ってくれている。」

 

うつ病という症状を前向きにとらえてみましょう。

 

世間では、「症状=悪いもの」としてとらえる傾向にあります。

 

・風邪を引いて熱が出ると、氷で冷やす、解熱剤で熱を下げようとする。

・下痢になったら下痢止めを飲んで止めようとする。

 

一時的なら良いかもしれませんがこれは一面的な方向性でしか見ることが出来ていません。

 

風邪を引いて熱が出るのは、

身体の免疫システムが働き、代謝を高めて毒素を体外に出しているからです。

また、悪いものを食べて下痢をするとのは、腸が掃除をするからです。

 

つまり症状が出るのは体の悪いところを修復している過程で起きている現象なんです。

 

解熱剤や下痢止めを飲んでしまうと、

せっかく身体が自分自信の力で直そうとしているのに

治す力を奪うことになってしまうんですね。

 

うつの場合はどうでしょうか。

・何もやる気が起きない

・気分が落ち込む、気が滅入る

・集中力がかけ、勉強や仕事を続けることが出来ない

・理由は無いんだけど急に不安になる

・イライラして焦って不安になる

などの精神状態があると思います。

 

また、

・夜寝つきが悪い

・朝起きられない

・頭痛がしたり頭が重い

・肩がこる

・微熱が続く

・腰痛がする

・疲れやすく、疲れが取れない

・下痢や便秘をしやすい

などといった症状がでることもあるでしょう。

 

こういった症状はつらい。

辛いからこそ症状を悪者扱いしてしまいますよね。

こいつらさえ無くなれば、と。

 

ただこれらは体からの異常警報です。

自分自身の考え方を変える絶好の機会です。

 

うつ病の患者さんは「夜眠れない」と訴えます。

ではなぜ眠れないのか。

明日が怖いから。不安で眠れないという声が多い。

眠れない時に何を考えているかです。

 

嫌な事、不安なことを考えると寝付きにくくなります。

一方で嬉しいことを考えると寝付きやすくなります。

それが興奮状態まで行くと逆に眠れなくなりますが、

嬉しいことで眠れないならいいですね。

 

夜眠れないのであれば、

「寝る前に考えることを変えてほしい」

という身体からのサインであるといえます。

もしくは寝付けるような生活に変えてほしいというサインですね。

 

方法としては、運動をしたり、先に自分がワクワクする予定を入れておく、明日の小さな目標を決めてそれを達成している想像をする、などいろいろあります。

 

眠るためのコツを一つ

散歩をしてちゃんと酸素を取りいれることをして、

太陽の光を浴びるだけでかなり寝つきは良くなります。

寝る前は携帯を見ずに、紙の本を読むと眠れます。

 

まとめると、日中は外に出て太陽の光を浴びながら散歩をする。

夜寝る前は携帯の光を浴びないようにして、紙の本を読む。

これだけで大分変ります。

 

とはいっても不安感から寝付けない人がすぐに寝付けるようになるのは難しいかもしれません。

「寝なければならない」

という考え方を柔らかくすると楽になれますよ。

「寝られたら、ラッキー」くらいに考えてみましょう。

 

うつという症状、状態を、

「自分を健康にするきっかけ」ととらえることをお勧めします。

 

眠れない方にオススメなのは、紙の本を読むことです。

読めなくても良いから目で追いかけてみてください。

ずっと読んでいると眠くなってきます。

読んでいるときは本の情報が頭に入るので不安なことを考える必要はありません。

 

本を読んで、眠くなったら寝る。寝落ちしたら100点くらいの感覚で始めてみてください。

 

 

では。

 

 

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