うつ病の原因が分からない人へ。あなたの”義務感”がうつへと繋がっているかもしれません。

こんにちは。渡部です。

 

今回はうつになってしまう原因となる考え方とその改善方法について書いていきたいと思います。

 

結論から言うと、「〜しなければならない」という義務感があなたを苦しめている可能性が高いです。

苦しいとは思いますが、少し振り返って見てください。

 

どうでしょうか。

今までの人生で、「自分はこうあるべきだ」とか「こうでなくてはならない」という考え方に縛られたことはないでしょうか。

 

では一つずつお話していきます。

まず、うつの大きな要因として、

「人間関係によるストレス」

があります。

体力的な問題からくるうつもありますが、大部分をしめているのは人間関係でしょう。

 

職場や家庭をはじめ、人間の集団では、

必ず人間関係が存在します。

これがあるから楽しかったりめんどくさかったりするんです。

 

人間関係によるストレスの種は避けられないものです。

ただ、人によってその感じる程度が違うのです。

何が違いを生んでいるのでしょうか。

 

たとえば、主婦でうつになる人の場合。

多いのは、「義務感」で家事を行っている場合です。

「家事は主婦である自分がやる”べき”ものだ」

という義務感でやっているとしましょう。

 

最初は何とかなるでしょう。

でも生活に喜びや楽しみがないと、そのうち心が苦しくなります。

義務でやっていると、そこに楽しさを見つけることができないし、

実際楽しくないからです。

 

楽しかろうが楽しくなかろうがやることが「義務」というものです。

この世の中に「心から楽しいと思う義務」というものができたら良いんですけどね( i _ i )

 

楽しくない義務感とともに、

夫や家族に対して責任感も感じてしまいます。

 

だから普通に家事ができないと、

「主婦失格」の意識を持ってしまう。

さらにこういった場合、

夫もまた、「専業主婦は家事をきっちりこなして当たり前」

という意識になりやすくなるのです。

 

こういう関係性にある中で義務として主婦業を頑張り続けると、

やがて心が疲れてうつ状態を引き起こすのです。

家事をする気力無いんだけど、やらなくてはならない。

それでもできない自分に自己嫌悪。

といったパターンです。

これは主婦の例。

 

義務感から仕事を頑張りすぎてうつになってしまうサラリーマンも多いんです。

現在の仕事がハードでも、好きで楽しく続けられる人は、

まずうつ病にはなりません。

 

一方で、今の仕事が好きではないのに

「生活や家族のためにやらなければならない」

という義務感が最大の動機となって仕事を頑張っている人もいる。

 

「〇〇しなくてはならない」

「〇〇であらねばならない」

という義務感は、心を疲れさせます。

やがて苦しくなって、うつ状態を引き起こしかねません。

 

その仕事が好きな場合でも、うつ状態を引き起こすこともあります。

なぜなら仕事であれば、責任感や義務感が伴うから。

頑張りすぎてしまい、なおかつもっと頑張らなきゃ、と思い続けると

心はSOSを発したくなるでしょう。

 

義務感や責任感があるから、仕事で好成績をあげられる、

しかしそのいっぽうで、頑張りすぎると心を壊す。

現代はそのギリギリのラインにいる人が非常に多いです。

 

辛いとは思います。

でも少しで良いから「こうでなくてはならない」という義務感を少し減らす努力をしてみてください。

 

例えばどうするか。

「完璧にこなさなくてはならない」と思っているのであれば、

制限時間を設けて、「6割の完成度でいいからとにかく早くやってみよう」と思考を転換させるのです。ゲーム感覚で早くやるといいです。

縛られた思考から離れて、少し違う考えを持って日々の行動に取り組む事はうつ病にとても効果的です。

 

僕に人生を教えてくれた先生の言葉を紹介します。

「ちゃんとやる事は、早くやる事だ」

短い言葉ですが核心をついています。

 

最初から完璧を求める必要はないのです。

6割程度でいいから早くやってみる。

これをすると達成感を得ることができます。

ゲーム感覚で達成感を得ることができれば、うつ病で苦しむ人にとっては本当に大きな一歩です。

 

少しずつでいいので実践してみてください。

 

では。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です