精神科医は薬は処方するけど、うつ病は治さない。治せない。

こんにちは。渡部です。

 

「うつ病」

というワードが出ると

病院にいかなくてはならない、

といった考えになるのが一般的ですよね。

今回は、「精神科医にかかればうつ病は治るのか?」といったテーマです。

 

結論、治りません。

精神科医にかかっていても治らない可能性のほうが圧倒的に高いです。

 

まず、精神科医は「心の専門家」ではありません。

心の専門家でもなければ、「カウンセラー」でもありません。

 

精神科医はプロです。

 

では何のプロかというと、

「対症療法のプロ」です。

 

「診断をして薬を処方するプロ」

とでも言い換えられるでしょうか。

 

「医者はプロだ。プロの意見は聞かなくてはならない」

という考えが世の中に蔓延していますが、

「対症療法のプロ」はうつ病を治すことができません。

 

できることは、

「うつ病と診断して、薬を出すこと」

これなんです。

 

 

精神科の多くでは、患者さんの症状を聞いて、

「DSM・IV」

というアメリカ精神医学会の診断基準に従って診断しています。

 

・意欲が湧かない

・食べられない

・眠れない

・体重が減少してきた

・焦る

・集中力がなくなった

・性欲が湧かない

・死にたい

 

これらのうち、5つを満たせばうつ病と診断されます。

すごく単純ですよね。

 

うつ病というものが曖昧な病気であることがわかります。

自分の心や人間関係の問題を

薬で解決しようとする今のうつ病患者に対するアプローチが

いかにおかしなことであるかを理解していただきたいですね。

 

 

うつ病の直接的な原因は「自己否定」です。

「自分はダメ人間だ」

と自分を否定しまくっていると、普通じゃないレベルまで落ち込み、

それがうつ病と呼ばれるようになります。

 

うつ病を治すためには、

何かしらの行動をして、自信を回復することです。

自己否定から自己肯定に持っていくことができれば

問題なくうつ病は治ります。

 

自信が回復すると同時に

うつ病にならないような思考方法や行動を身につけ、

人間関係も改善することで

うつ病が再発することもなくなります。

 

ですが、精神科医はここまでやりません。

一般的に、精神科医は、

患者さんから症状を聞き取り、

標準的な診断基準に当てはめて診断をして、

病気に応じて投薬をします。

 

ここで医師は患者さんの症状に加え、仕事や家族関係についてまでは聞くんです。

 

しかし、うつの原因となっている本人の考え方や人間関係にまでは踏み込みません。

 

このうつの原因を改善しない限りうつ病が治ることはないんです。

精神科医はそこまでやってくれません。

理由を簡単に言うと

稼ぎにならないからです。

 

診断して薬を処方することで儲かり、生活ができます。

うつ病になりにくい考え方を教えたり、病気の予防方法を

いくら一生懸命教えてもお金にならない。

 

 

 

お医者さんは激務です。非常に忙しい。

だからこそ現在の医療のシステム上しょうがないといえる面はありますが、

うつ病の根本的な原因を探らずに、薬だけ処方する。

こんな精神科医が増えています。

 

原因がわからなければ治療のしようがないのですが、

「治療のガイドライン」に従って治療をしていると、

医師としては安心できます。

判断基準に当てはめて、うつ病と診断し、薬を処方するんです。

 

薬の副作用などが出たら、それに対してまた薬を増やす。

こうして患者は薬漬けの生活にになります。

でも、根本の原因が改善されないからうつ病が治ることはないんです。

 

患者さんは、

薬漬けになる治療を希望して病院を訪ねるでしょうか。

 

そうではないでしょ。

健康を回復したくて医師を頼ったのに、

医師は原因を探り解決しようとせずに薬だけ処方するのです。

 

 

《 精神科医=心の専門家 》

だと信じて精神科医に依存する状態になると

うつ病が良くなることは確実にありません。

 

最初にも言いましたが、精神科医は、

「対症療法のプロ」、

「薬を処方するプロ」です。

「うつ病を治すプロ」ではないんですね。

 

だからこそ

「精神科医は薬は処方するけど、うつ病は治さない。治せない。」

といえるのです。

 

 

ではどうしたら治るのかですが、

自分に自信を持つことができるようになれば、

薬に頼らずにうつを改善することができます。

そうして自分がうつ病になってしまった原因は何かを見つけ、

それを改善することでうつ病は治るのです。

 

うつになる人は、うつになりやすい考え方をしています。

うつ病というものは

「自分の心が警報を発している状態」です。

この警報をうるさい、と無理矢理止めるのが、

投薬による治療ですね。

一度止めても何度も警報は鳴ります。そしてだんだん大きくなる。

それにつれて薬の量も増えていく。

悪循環です。

 

この警報が鳴った原因を探り、

それを解決すれば警報は鳴らなくなります。

これが根本治療。

薬は必要ありません。

 

薬は必要ないけど、

自分自身が一歩踏み出す必要があります。

 

散歩をする、

コンビニの店員にトイレの場所を聞く、

本を1ページだけ読む、

1日1分笑顔を作る、

自分がワクワクすることを考える、

などやれることはたくさんあります。

 

体が怠くてやる気が全く起こらない時もあると思います。

そういう時は何もしなくていい。

でも少しでも心が落ち着いたときに一歩踏み出しましょう。

これの繰り返しで少しずつ自信が付きます。

 

自信が回復すれば、ポジティブな発想や、

うつになりにくい考え方になる勇気が湧いてきます。

自信があれば、人間関係の改善や新しい世界に飛び込む勇気も出ます。

 

ここまでくればうつ病はほとんど治ったようなものです。

 

 

うつ病を克服するため、

本当に本当に少しでいいので一歩踏み出して、

根本的な原因を解決していきましょう。

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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